上野原商店街の内田薬局は大手には無いきめ細やかさが売り

地方の商店街は大型量販店におされて衰退の一方、というのは良く聞く話。

それに対して昔からある商店街の良さは人対人の細やかな繋がり、というのも聞いたことがありました。

今回は、自分のお店だけでなく商店街、ひいては地域全体の活性化を胸に抱く内田薬局へ話を聞いて、その繋がり部分について熱く語ってもらいました。

内田薬局

人に逢いに行く

同じものをただ買うだけなら安く手軽なほうがいい。だから現代人はみな、量販店やネット通販に走ります。

一方で地元の商店街には、昔からの人付き合いや、顔の見える誠実なサービス提供があります。

早く閉まってしまう、品揃えが少ないなどの課題もあるけれど、人対人の細やかな対応力は、上野原商店街のもっと知ってもらいたい強みだと内田薬局の店長は言います。

店長自身は近くの電気屋さんで以前、お店のほうからリコールの連絡を受けて翌日には新製品を受け取ったことがあるそうです。このような対応は量販店ではなかなか難しいもの。個人店で、人的な繋がりの強い関係だからこそ成り立つやりとりだと思いました。

内田薬局

自分で試して納得するから

今自分が売っているものがどんなものか分からない、そんなことは内田薬局にはありません。

薬販売のほかに化粧品販売やエステ施術もしている内田薬局は、そのそれぞれのサービスにについて、必ず店員自身が試して納得したものしかお客さんに提供していないそうです。

信頼関係は長く築いてようやく固まるもの、一回でも崩れたら一からやりなおしだから、自分たちで実践して納得できるものしか売らないようにしています。人気だから、利益が大きいから、だけで売ってしまうスタイルとは一線を画します。

この店は売る気がない

エステは、初見のお客さんにはいきなり施術せず、まずサンプル用品を渡して肌との相性を見てから、日を改めて施術を検討するそうです。

あるお客さんは化粧品を無くしたため新しいものを購入しに来店しましたが、お店は、サンプルをあげるからもう一度探してみてと伝えたそうです。

「この店は売る気がない」とそのお客さんは言ったそうですが、無駄な出費を抑えて大きな満足をしてもらいたいという内田薬局の願いがよく分かるエピソードですね。

内田薬局

商店街で買物をするということ

買って終わりではないのです。顔見知りの店員と世間話をすること、商品やサービスについて深い相談をすること、自身に合った最適な提案を分かりやすくしてもらうことなどは、人対人の繋がりが強い商店街ならではの楽しみです。

商店街の強みを、もっと多くの人に知ってもらいたい。

店長はそう願い、商店街がする七夕ナイトバザールを来年は取り仕切り、イベントの後も若い人に来てもらえるような仕掛けを散りばめようと今日も頭をフル回転させています。

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