木工工房Studio Y.E’Sが護るのは自然本来のぬくもり

ありのままの自然がもつぬくもり、そして厳しさ。

秋山にある木工工房Studio Y.E’Sは、そのどちらをも活かしたものづくりを実践しています。

かっちりした既成品とは一線を画す柔らかいフォルムが特徴の家具類は、見ているだけでココロがほぐれていくようです。

秋山の木工工房

秋山と隣の都留市との境に拠点を置くStudio Y.E’Sは道路から少し奥まったところに佇み、工房が木々に囲まれる様はジブリの世界観を彷彿とさせるようです。

写真右端のミーナさんにいろいろと伺ってきました。

Studio Y.E'S2

子供ができたのをきっかけに

今から28年前に東京の新宿で住んでいたミーナさんは、お腹に子供ができたのをきっかけに自然があふれる地域を探して、ここ秋山へたどり着きました。

秋山地区は山梨県上野原市のなかでも自然あふれる田舎らしいところで、のびのびと健康的な子育てをするにはぴったりです。

地域の材木を使って最初はログハウス作りをしていましたが、作るログハウスとマッチする家具が必要になり、やがてその家具作りのほうがメインになっていったそうです。

Studio Y.E'S3

木の風合いそのものを活かす

木工家具のスタイルは、木がもつそのものの個性を活かし、自然の風合いを大事にするものです。

作品を拝見したところ、確かに木の優しさ、あるいは荒々しさが表情豊かに残って活用されていて、なんだか親近感の沸くものだなと感じました。

Studio Y.E'S4

こだわりの「直」

都内や隣町藤野にある工務店に作品を置いてもらっており、その紹介などからの注文が多いそうです。

材は100%地産にこだわります。秋山・都留・道志地域から出るものを使っています。山師(きこり)と直でつながっていて、良い材の情報を共有して切り出し、そのまま仕入れます。

お客さんによると、森林にいるかのような香りや雰囲気がするとのことです。かっちりと四角くカットするのではなく自然がせっかく創りだした丸みや造形美をそのまま活かすスタイルには、こだわりの作品を探すファンをひきつけます。

Studio Y.E'S5

残す、次世代に

山や、自然が育む食べ物などは、そのまま安全な形で次世代に引き継がなければいけません。

ミーナさんは、このまま放置したり間違った選択をしたりしたら、それがこのまま途絶えてしまうのではないかという危惧を抱いています。28年の間ずっと見守ってきた秋山の山は異様なまでに変わってしまったそうです。

出来る限りのことはして、次に繋いでいかないといけません。

「弱い人間の立場をわきまえて生きていかなければならない」と話すミーナさんの目は、厳しそうで、でも大地を支える山のぬくもりに似たものでもありました。

Studio Y.E’S

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