上野原の風林亭ほど食材の自給にこだわる店は知らないかも

風林亭は食材をほとんど買いません。野菜果物については自給自足です。

自分で育てた野菜や、山から採取した山菜や、自家製の燻製ばかりを使います。噛みしめるほどに素材の味わいが変わっていくさまは、本当に感動もの。

東京から地域おこし協力隊として移住してきた私は、風林亭ほど自給にこだわった店を知りませんでした。

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平成5年の春に開店した風林亭は、今年で24年目に入ります。店主はそれまで東京の錦糸町で飲食店を経営していて、Uターンしてきた上野原市の方です。

東京で結婚して子どもができたのをきっかけに地元へ戻ってきたという話は、ふらっと上野原の他の登場人物のお話でもよく聞きます。

やはりみなさん、上野原市の良さを忘れられずに、都会から戻ってきてしまうのですね。特に、お子さんの誕生をきっかけにするケースが多いようです。

輸入食材を使うのが嫌になった

Uターンしてきた当初は他の人が作った食材を使おうと思っていましたが、当時、輸入野菜の安全安心や農薬の問題がたくさんでてきて、人の食材を使うのが嫌になったそうです。

東京から来る食材で調理をしていましたが品質や安全面でお店のスタイルにマッチせず、地元の野菜を使おうにもあまり流通していず、ならば自分で作ってしまおうと畑を始めることになりました。

やがてほとんどのものは自分で作れるようになってしまったというから驚きです。

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あるものを使う

何かを決めて使うというよりはその時々であるものを利用するスタイル。

例えばうどんの付け合せにはネギ、という常識がありますが、年間でネギの無い期間も少しあるので、そのときはあさつきなどの別のものを使うという自由な発想を大事にします。

生鮮であるものを使います。

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茎や葉や花も食べられる

鶏を飼っていて卵も採っています。

普通の農家はいい時期に根こそぎ収穫して出荷しますが、風林亭はいい時期以外でも使い方を変えていろいろに利用します。食材自体は珍しくなくても使う部位によって面白さを演出できます。

例えば、ほうれん草の花や蕾は美味しく食べられます。花を咲かせて春先に花芽を食べるのは、菜の花などと同様でとても美味しいです。

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やっぱり手は抜きたくない

減農薬・有機であるものを作りたい。都内から来る人には上野原の美味しい野菜の味を分かってもらえます。上野原の人にとっては当たり前のものなんですけれどね。

手間はかかるけれども美味しいものはお客さんも分かってくれ、大変だけれどやりがいはあります。野菜の味が濃い、美味いという感想はよく聞きます。

これからもお客さんを増やして、楽しくいろいろな人と関わっていきたい、主人はそう話してくれました。

思わず声を出してしまいそうになるほど衝撃的な食材の味わいを体験しに、ぜひ風林亭へ足を運んでみてください。

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風林亭

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