山梨県上野原市で地名由来を調べるなら9地区が限界

山梨県上野原市には9つの地区があります。およそ北から、西原、棡原、上野原、甲東、大目、大鶴、巌、島田、秋山です。

地名を調べると土地の歴史が反映されているなどして面白いよ、と人からアドバイスをもらいましたのでそれぞれ調べてみました。

地名には地区、大字、小字という階層があるなか、山梨県上野原市の小字は1,000以上あるので諦めました。今回は地区の9つにしぼります!

thumb_IMG_8075_1024

西原

往古(*かつて)羽置庄ともいい、後西原村と称す。

今でもびりゅう館は羽置の里と呼ばれていますね。参照:棡原(ゆずりはら)の検索を始めたものの…|こばじぃのブログ

郷中の西部に位置するところから。

というシンプルな理由で説明しているのは角川日本地名大辞典でした。

棡原

常緑樹ユズリ木からというが、現地にはなく、柚木からとする説もある。

参照:角川日本地名大辞典。柚子ならば現地にいっぱいありますものね。

上野原

往古より上野原と称し単村たり、鶴川沿岸なる今の大鶴村鶴川辺に比し地勢高く且原野をなせるを以て上野原と称ふるに至れりともいひ、又地名上野と称する所ありて其上野の原なるより斯く名ありしともいへり。

他と比較して上にあるから、上野の原であるから、など諸説あるようですね。参照:棡原(ゆずりはら)の検索を始めたものの…|こばじぃのブログ

また、下記のような説明もありました。

甲斐国志によると、「上野原」という地名の由来は河岸段丘上の原野を意味している。

これですと上述した上野の原、に合致するようですね。参照:富士山NET 富士山講座 山梨日日新聞の連載から

甲東

甲斐国の東部に位置することに由来する。

参照:角川日本地名大辞典。そういえばそうですね、シンプルでした。

大目

合併した村名の組み合わせ。

参照:角川日本地名大辞典。これは簡単、犬目と大野ですね。

大鶴

都留郡にさえ鶴川や鶴島などの地名が現存する。また大鶴村も1955年まで存在していた(現上野原市)。たしかに、その地名由来は鶴の飛来伝説で説明されることが多い。

参考:富士山考試論。鶴が見れたのでしょうか、縁起の良さにあやかったのでしょうか、生きものの鶴と関係があるようです。

角川日本地名大辞典では下記のように記されています。

合併した江戸期の村名を組み合わせたもの。

大倉、大曽根、大椚、鶴川のことですね。

村内に岩石が多いために命名されたというが不詳。

参照:角川日本地名大辞典。難しい字です。いわお、と読みます。

島田

こちらも鶴島と新田の合体であるようです。参照:角川日本地名大辞典

秋山

甲斐源氏加賀美遠光の長男秋山太郎光朝の城があったことにちなむといわれるが、また一説には周囲の山が秋には紅葉となって非常に美しいので「秋山の庄」と名づけられたともいう。

参照:角川日本地名大辞典。紅葉が美しいから秋山、とは簡単です。

以上です。

文献をいくつかあたったら、地名研究の奥深いことに圧倒されました。真摯な研究者は現地へ足を運び、風土や自然環境を肌身で感じて考察を進めるようです。

9地区だけでは物足りない!という方はぜひ、角川日本地名大辞典を見てみてください。県内の多くの地名について詳しい案内がされていますよ。

or

ログイン

もしくは    

忘れましたか?

or

Create Account