限界なんて無い!集落の未来を拓く敏腕ママ

山梨県上野原市の中心から離れ古き良き田舎風情を今も残す西原(さいはら)集落。

65歳以上人口が50%を超えてついに限界集落となってしまったこの地域で、外から移住者を呼び込んで様々な人が交流して通じ合える場を作る女性がいます。

移住コーディネーターにして2児の母そして古民家再生プロデューサーの長田さん、その人がらに迫りました。

長田さん

通じ合える場を

千葉から2007年11月に古民家で人が集まる場所が作りたいと西原へ移住してきた長田(旧姓:菊地)さんは、翌年からはたけっとまーけっとというイベントを開催したり付近で仕事や畑作業をしたりしてきました。

一年通ってようやく借りられた古民家での農家民宿作りに限界を感じていたころ、イベントの手伝いをしてくれていた西原出身の男性と結婚。

二回の出産を経て暮らしを続けるなかで、もう一度大好きな西原の、自然と共生する生活を体験できる場を創りたいと思うようになったそうです。

それで始まったのが古民家再生です。

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反対ばかりだった

こんなガタガタで今にも崩れ落ちそうな家屋をどうやって改修するんだ、と周囲のほとんどの人は再生に及び腰だったそうです。

それでも、2006年に初めて西原と出逢い、その以前から古民家で人が集まる場を創りたいと想っていて、満員電車に揺られる多忙な社会人生活と距離を置いた長田さんは、決して諦めませんでした。

その想いが、ひとりまたひとりと、人を呼び起こしました。

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再生そのものが価値

出来上がった家屋に人が集うだけでなく、それを創りあげるところからワークショップ形式で協働してしまいます。

地区の自然豊かな環境、地元住民の人がら、そして長田さんのパワーに惹かれ、その輪は次第に拡がります。

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一番最初に大掃除をしたのが2015年9月。古民家は2016年11月12日(土)13日(日)に行われる9回目のはたけっとまーけっとで完成披露後、オープンを予定しています。

この取り組みを進めた長田さんの想いは、どこにあるのでしょうか。

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受け皿さえ作れば人は来る

NPO法人さいはらの移住コーディネーターとして行政と連携する立場でもある長田さんは、就任から短期間で4組の定住者などを手配し、合計10人以上の移住者を迎える取り組みをしています。

長田さんによればこの地区はどんどん過疎化が進んで、この10年の間に亡くなった方も多いとのことです。

「地域自体に価値があり、みな地元のことを大事に思っていて、地域活性化に結びつく良い取り組みがいっぱいあります。また、地域住民と移住者との関わりが親密です。

西原の一番いいところは、人の力がすごくあるところです。生きる力がみなぎっています。自然とともに共生する力が誰しもに備わっていて、高齢なんだけれど何でもできてしまう人がたくさんいます。また集落全体が家族みたいなまとまりがあります」

受け皿としての空き家を増やし地域と移住者とを繋げる仕事は、ママ業と同じで気を抜く暇がありませんが、自らが貸してもらえる空き家探しに苦労したことや西原を想う気持ちが長田さんを敏腕に仕立て上げているようです。

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切り拓く

「本当にお金もツテも何も無かったです。何も無いなかで道を切り拓いて、たまたま、漠然としていた夢が形になっていったのです。周りの応援があってこそできました。

諦めなければできる場所、それが西原。ぜひ、夢を持っている人に移住してきてほしいです。」

再生する古民家「したで」へ市内外からいろいろな人が集まって新しい何かを生み出す場になっていけばいいと、長田さんは願います。

西原や山梨県上野原市の未来は、敏腕ママのパワーで大きく変わっていく気がしてなりません。

西原ife 体験宿 したで

  • 名称:西原ife 体験宿 したで
  • 住所:上野原市西原
  • 見学:事前に連絡ください
  • 携帯:090-6152-8096
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