芸術家の愛子さんは人をつなげて愛をつむぐ

話すだけでエネルギーをもらえる人。

美術大大学院を修了したのち絵画教室講師などを経て、山梨県上野原市立秋山中学校など近隣の教育現場で美術指導をする、市内在住の愛子さんは、アーティスト・教育者・コーディネーターなど多様な顔を持っています。

山梨県上野原市にいる面白い人に注目した「ひと」コーナーにぴったりなこの方の、躍動感あふれるライフスタイルを探ってきましたのでお伝えします。

清水愛子:絵

地域おこし協力隊の戸澤が注目している、よそ者が活躍するまち藤野において、愛子さんは多くの活動をしてきました。

楽しそうにたくさん語って下さる愛子さんの多彩なエピソードについ聞き入ってしまいメモが追いつかず、一部を簡単に紹介します。

芸術のまち藤野で

平成22年に藤野アートヴィレッジという芸術施設に3年間所属し、自身のスペースを運営していました。先日そこへ筆者はふらっと寄ってみて、その不思議で優しい空間に都会の息苦しさとは無縁の温かみを感じたところでした。

同じ年から1年間、AIKO美術館を開設して運営し、館内へ自身の作品を数多く展示したそうです。今は残念ながら閉館したため動画を見たのみですが、所狭しと並ぶ作品群からは、人間や自然の根底から湧き出るエネルギーのようなものが素人見で感じられました。

『藤野ぐるっと陶器市』と『サニーサイドウォーク』には毎年参加しており、平成25,26年には上野原市美術展へ出品し、また現在市役所内に展示されている絵画の制作も手がけています。

清水愛子:市役所

人をつなげる

もともと藤野で活動していた影響で、今でも友人などから人の紹介を受けるそうです。

その中には、藤野だけでなく山梨県上野原市も含む地域への移住を検討している方がいて、愛子さんはこれまでに何人かの移住を手引きしたり人をつなげたりしています。うち2人の方はなんと結婚して市内に定住しているそうですから、愛子さんは愛のキューピットと言えそうです。

自身が芸術家であるだけあってものづくり関係の方とのつながりが多く、絵画だけでなく陶芸や藍染めなどの芸術に携わる愛子さんは、横のつながりを保ったまま、秋山の山中に交流施設を準備するなど、その挑戦は休むことを知りません。

清水愛子:作品

とにかくものづくりが好き

取材の最後に「どんな想いで活動していますか」と尋ねたところまっさきに返ってきた答えが「ものづくりが好き」というものでした。小学校2年生のときの作文でもその旨書いていたそうですから夢が実現してそのまま実践しているということですね。

とっかかりは絵画だったけれど、美術指導は他の分野も教えます。陶芸・版画・バック作りなど、総じてものづくりを自然とするようになったそうです。

ライフスタイルの基幹にはものづくりがあり、ものづくりから派生して人と関わるようになりました。楽しいと思うことは全部やってきたと語る愛子さんは、確かにいつも楽しいオーラをまとっています。

藤野で過ごした数年間では稀有な体験ができ、多くの人とのつながりができました。これからは自分への投資を意識していきたいと話します。

清水愛子:指導

よりみちこそ

陶芸や染色など、絵画以外のものづくり・芸術に取り組むことで、本来の自身の専門である絵画の芸術性に良い刺激が与えられるそうで、これはピカソや岡本太郎も一緒だったそうです。

よりみちこそ本道、という隠れたメッセージをいただいたようで、お話を伺っているうちにすっかり愛子さんの世界に織り込まれてしまったようでした。

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